先日は、8月から三絃のお稽古を始めた生徒さんの三味線選びをしました



今日は箏のお稽古を始めた生徒さん。
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ご予算内に収まるお手頃な3面。

生田の箏なので、少し形が違います。
龍尾がまっすぐ角張っている。
少し短い。
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龍角部分
赤い紐(枕芯)
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一番左は私の山田流式(182cm)
左から2・3番目は生田流式(177cm)
一番右も生田流式で短箏(168cm)

※現在作られている箏のほとんどが山田流式の182cm。
流派関係なく山田流の箏を使用しています。
生田流式でも絃の幅は変わらないので弾いていて違和感ありません。
おうちでの練習用として使うので、気にしなくて大丈夫です。

おばあちゃんの箏を修理して使っている生徒さんのほとんどは生田流式のようです。
箏の裏の音穴が鍵穴の形なら生田の箏です。

生徒さんが来るまでに試し弾き。
柱がスムーズに動くか、引っかかりはないか、弾きやすさ、音の響き、弾いた後どの程度音が狂うか、
色々とチェック。
同じような価格帯でも箏それぞれに個性が出ますね。