「うさぎの飼育観察レポート」
新しい家族を迎える~お別れまでの4コマ漫画。
(基礎知識、解説ページあり)
お迎えのこと、日常、お別れの状況・・など
モコと重なる部分があり、「モコもそうだったなぁ」と微笑ましく一気に読みました。
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モコがおうちにやってきたのは2010年1月17日。
680グラムの小さいおんなのこ。

上記4コマにもお迎えのことが書かれていて、
ちっちゃい箱に入れられて、真冬に我が家へやってきたちっちゃいウサギ
箱を抱いて電車で帰道のりの途中豆千代と名付けました
なんかケーキの箱みたいだった
そういえば、うさぎ星(うさぎ専門店)から駅まで徒歩15分(※現在は移転)の道のりを両手で大事にケーキの箱を抱えて帰ったなぁ。
途中、すれ違ったちびっ子に
なんでケーキを大事に持っているんだろう?
って感じでチラ見された(笑)

我々は事前に「ホーランドロップのブロークンオレンジの女の子」が産まれたら教えて下さい、と連絡。
気長に待つつもりが意外と早く連絡があり、年明けにご対面。
結婚5周年にお迎えすることができました。
これもご縁。

ホーランドは夫のリクエストです。
夫は中学生の頃からうさぎと暮らしていて、

初代
MIX(小学校の飼育崩壊)♀6歳没

二代目
ネザーランドっぽいMIX(知人より)♀6歳没

三代目
垂れ耳うさぎが良い!とのこと。

私は動物と暮らすのは生まれて初めて。
夫と知り合うまでうさぎといえば小学校で育てられているイメージしかなかったです。
(うさぎ飼っている話を聞いて、珍しいなー。と思うほど)

初めての場所にビビるうさぎが多いですが
(上記豆千代も数日、ケージの隅で固まっていたそう)
モコは最初から大物っぷりを発揮。
2010年1月
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なぜ、今この時期に
「うさぎの飼育観察レポート」を読んだかと言うと、
かわいい部分だけではなく、最期のことも4コマでレポートされているから。
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シニアとの介護生活を勉強していたものの、それを飛び越えて看取りが突然やってくるとは思っておらず、看取りの勉強をしておけばよかったと後悔。
どのような行動をしたらお別れが近づいているのか、元気なうちから勉強しておくべきでした。

今は、一つのけじめとして、
モコが5日間にとった行動の意味を考えています。
何を伝えたかったのか?


うさぎはもともと、体調が悪いことを隠す動物。
+高齢のため若い時ほど不調を乗り越えられないこともある。

その意識が欠如していました。
今まで通り、なんとかなる!モコは不死身!と思っていました。

その時は医師に「大丈夫です、そのうち治ります」と言われて、胃腸を動かすことばかり考えていたけど・・
もうガスが充満してる時点で高齢の体では回復不可能だったのではないか?
今冷静に振り返って分析してみました。


突然の不調ではなく、実はギリギリまで隠して元気を装っていたただけかも・・。
11/11の夜、食べられない時点でもう手遅れだったのかもしれない。

12日の夜はしきりに甘えてきました。
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13日以降はずっと部屋の隅で固まっていました。
これはお別れが近づいているサイン。
この時点で覚悟すべきでした
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14日~15日はいびきのような呼吸をし(ガスが充満した胃が圧迫されていたのかも)
呼吸がしやすい体制に保定しました
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よほど痛かったのでしょう。苦しみに耐えていました。
元気を装えないほどかなり体調が悪く、お別れが近づいているサインだったのか・・
ただ元気になって欲しくて無理に負担をかけ、余計にモコを苦しませてしまいました。

うさぎは一度決めたルーティーンワークをこなそうとします。
意識障害になりながら、足下おぼつかない様子でも一生懸命いつもと同じ行動を取ろうと、
私たちの前で元気を装おうと、最後の最後まで披露していたのではないか?
(トイレにこけながらも乗る、一緒にベランダに付いていこうとする、寝室に行こうとする、突然ダッシュする)

よく似たことが飼育レポートの4コマにも書かれていました。

モコが最期、言いたかったことは何だったのだろう。
モコはいつも体全体で気持ちを表現する子でした。
私だけしか知らないモコのお別れの瞬間。

もっと一緒にいたかったのかな・・

元々病気がちな体だったのに、ちっちゃい体でここまでよく頑張って長生きできたね。
褒めてあげたいです。


昨日、チョコちゃんの検診でOさんが私からのお礼の言葉を先生に伝えてくれました。
診察中、モコとのほほえましい思い出話をしていたそうです

かかりつけの先生からのお手紙にも
モコちゃんにもらった幸せを生徒さんや周りの方にわけてあげてください。
モコちゃんの話をいっぱいすることで、モコちゃんはいつまでも皆さんの中に生きてくれると思います。小さくても大きな存在。
と書かれていました。
モコを知る人同士でモコの思い出話をすると、みんな笑顔になります。
モコは偉大

昨晩は本の影響か、なんと!
夢にモコが出てきました
どんなシチュエーションかは忘れましたが、
いつも通りモコが私の前に来て、なでなでしていました。
そのなでている感覚がふわふわで、ツヤツヤで・・
本当になでているような幸せな気持ちになりました。