昨日からいよいよMSAさんの胡弓レッスンがスタートしました。
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私が2018年4月から胡弓を習い始めたのはMSAさんがきっかけです。


MSAさんがある団体で活動するためには箏・お三味線・胡弓の試験合格が必須。
箏・お三味線の試験が合格したら、できれば胡弓も私に教えて欲しいとのラブコールがありました。

しかし私も胡弓未経験。
私の師匠は胡弓の名手。
他の教室に行かなくても、教えてもらえるではないか!

「箏と三絃もまだまだなのに、師匠に胡弓までお願いするのはおこがましいかな」と迷いましたが、
勇気を振り絞って2018年の冬ごろ
「このような事情で胡弓を習いたいです」と相談しました。
その頃はまだ社中で胡弓を習っている人がほとんどいなかったので、師匠から選ばれし者しか習ってはいけないのか?と思っていました。
「歓迎されないのではないか?」
「断られるのではないか?」と相談する時、緊張しました。

相談した時はビックリされましたが・・
意外とあっさりと「まぁ、イイよ」と言って下さり、
「また時期が近づきましたらよろしくお願いします」で終わりました。


自分の中では、「第九回峰の会が終わった2018年秋頃」に改めてお願いしようと思っていたのですが、
春頃、師匠から「教えるなら早めに弾けるようになっといた方がエエで。ほな4月からいっとこー」と背中を押されて2018年4月から始めました。
(そして5ヶ月後の演奏会では早々に舞台デビュー

トントン拍子でお三味線も合格されたので、早くから習っておいてよかったです。


ワタクシ、習い始めて1年7ヶ月。
まだ初心者レベルですが・・
MSAさんの弾く曲は三味線と同様、限られたツボ(3、5、7)しかないため、基本的な知識でカバーできます。

昨日は弓の組み立て、駒の付け方、構え方から始まり、
各絃の弾き方、3と5のツボの押さえ方まで進みました。

箏や三味線の稽古で余計なチカラを入れないことを力説してきたせいか、胡弓もギコギコした音が鳴らず、すんなりと音が出せました。
胡弓のレッスン、自分も勉強になります。
生徒さんと一緒に成長。これから楽しみです。